老人ホームで宿直していると、基本的にはすごく暇ですがもしもの時の対応をしないといけません。
ご老人が多く住まれていますので体調を崩したり、急に苦しくなったり、転倒したり等何かトラブルが起きるとご老人は一人で対応ができません。
その場合宿直が緊急時の対応をしてあげなければいけません。
喘息持ちの相葉さん(仮)からコールが入る!
いつも優しく笑顔の相葉さん(仮)。
今日も夕食のグリルチキンをぼくにくれましたw
「手付けてないから兄ちゃん食べ~」
って笑って言ってくれました。
しかし夜の11時ごろ、緊急コールが入りました。
「息がしにくいから助けてー!」
ぼくはすぐに相葉さん(仮)の部屋に走りました。
そこにはゼーゼーと苦しそうに呼吸をする相葉さん(仮)が・・・
非常に苦しそうです。
しかしぼくは介護職ではありません。病院や介護施設で働いたことも、介護の知識も何もないただの人なんでどうすればいいかわかりません!
救急に電話する目安もわかりません。
困った。どうすればいいのか・・・
病院と相談して救急搬送
行きつけの病院の先生に電話。
様態を確認して救急車を呼ぶことになった。
パニック!!!
でもまあぼくが今できることを確実にやろう!
ぼくが今できることは施設の門の鍵を開ける事だけだ!
もう全力で鍵を開けました。
しばらくして救急車が到着。
そのまま搬送されました。
いや~がんばった。(鍵を開けるのを)
ご家族に連絡をする
ご家族の緊急連絡先に電話して、「今こういう理由でどこどこの病院に搬送されました。」と報告しました。
救急車で乗ってついていってあげたいところだけど、施設にはぼく一人しかいません。
ぼくがいなくなればもう管理者はいなくなります。
この場を離れることはできません。
死守しないといけません!
ご家族の方に病院にいってもらうよう伝え、任務は終了しました。
翌日病院から戻られる
翌日元気になって病院から戻られました。
よかった!!
ホッとしましたよ、ほんまに。
でも自分がしたこと病院に電話することと、門の鍵を開けることと、ご家族に電話したことのみ。
多分この仕事で一番難易度の高い状況でしたが、意外とあっさり終わりました。
ちゃんと救急対応マニュアルに緊急連絡先も、病院も電話する場所もすぐにわかるようになっていて初心者のぼくにも対応する事ができました。
一安心です。
まとめ
普段超楽でずーっと暇だったり眠ったりしている老人ホーム等高齢者施設の宿直も本気で頑張らないといけないのが緊急事態(のみ)!
しかしそんな緊急事態も言うほどやることはなく、電話するのと門の鍵を開けるだけだった。
とことん楽すぎる仕事であります!
しかし相葉さん(仮)無事で本当によかった!
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