工場で働くと様々な設備や機械を動かしたり運転したりする機会があります。
そういった中には資格や運転免許が必要なことがあります。
工場で働く上であった方がいい、また面接で有利な代表的な資格の取得についてのお話です。
工場であればいい資格とは?
工場で必要な資格はたいがい工場で働く上で必要であれば会社が取らせてくれると思います。
その中でも代表的なものを紹介します。
フォークリフト
イメージ通り、爪が二本出て重いものを運ぶための什器です。
大きなカウンター型と、立って乗る小型のリーチ型があります。
リーチ型は小回りが利く分転倒等の危険があります。
クレーン
天井から吊り下げられたクレーンで重いものを運びます。
このクレーンを運転する資格です。
重いものを吊るすと慣性が大きく働きますので揺れないように移動させるのが難しいです。
玉掛け
クレーンで重いものを運ぶ際にクレーンのフック等を運搬物に結びつける資格です。
バランスが崩れると転倒や落下につながり大きな事故になりますので、大きなもの、長い物でもバランス良く吊るすのが意外に難しいんです。
危険物取扱
こちらは特殊な工場で役に立つ国家資格です。
薬品工場や一般の会社でも部署によっては危険物を取り扱う部署があるので、そういうところに勤める際には有効です。
こちらの資格は試験のみなんで実技等はありません。
難易度は高くないです。
例えば、フォークリフト、玉掛け、クレーン等の資格は多くの工場で使用する資格ですので取っておいたら良いと思います。
しかしあまり触れたことがない人にとってはこういった資格が取得できるのか心配になるかもしれませんが、実際にはどうなんんでしょうか?
ちなみにこういった設備は基本的にデスマシーンなんで、死ぬ可能性があります。
取扱いには十分に注意してください。
学科と実技試験
フォークリフト、玉掛け、クレーン等の資格取得に当たり試験を通過する必要があります。
学科試験と実技試験がありその両方を通過して資格取得となります。
実際にはこの難易度はどの程度なんでしょうか?
学科は約2日座学の講習を受けたのち試験となります。
しかし、試験直前に講師は試験に出る内容を親切におさらいしてくれますw
2日間座学を寝て過ごして、最後のおさらいだけ聞いて学科試験通過した私が言うので間違いありませんw
まあ内容的にもそこまで難しいものではないのでそこまで心配する必要はありません。
しかし実技試験はそう簡単には行きません。
実技は運?
実技は2日~4日程練習を中心とした講習があり、最後に実技試験となります。
この実技はちょっと曲者で、はっきり言って受けたタイミングで全然変わってきます。
まず講師によってかなり違います。
めっちゃ厳しい講師に当たったらもう大変。
真夏の工場、扇風機のみで汗だくで
『声が小さい!』
『腕がまっすぐ伸びていない!』
と怒鳴られながら講習を受けても、
クーラーガンガンに効いてる室内で座りながら講習受けても合格すれば同じなんですw
講師によっては環境が全然違うのでこれは運的な要素になってしまいますが2日の内容がかなり変わってきます。
また受講者の人数の多い少ないでもかなり違いが出ます。
受講者が多すぎると一人ひとり順番に練習していくので待機時間が引くくらい長い場合もあります。
自分の練習が終わり、次に練習の番が回ってくるまで2時間座って見てるだけみたいなこともありましたw
逆に少ない場合はたくさん練習できるので実技試験の時安心です。
とは言え落ちることはほとんどない
そうは言いましても基本的に実技試験落ちても再試験をしてくれますので、資格取れませんでしたと言うのはほぼあり得ないと言っておりました。
自分が受けた時の講師は、これまでに不合格になったのはよっぽどできなかった女の子と、よぼよぼのおじいさんの二人だけだと言っておりました。
ということで普通にできれば資格は取れないようなことはありませんので心配しなくて大丈夫です。
一緒に受けた同じ食品工場のドジっ子女子(18)も受かっていたのでまあ大丈夫ですw
まとめ
工場で使用するおすすめ資格一覧です。
資格は学科試験と実技試験を通過した人のみ取得できます。
どちらも事前に講習で学習や練習してからの試験になります。
そこまで難しくもないですし、不合格でも再試験をしてくれますので、資格が取れなかったということはまあほとんんどありません。
簡単なんで心配する必要はありませんよ!
これで資格手当もがっぽりですw
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