何かと問題の多い介護職ですが、なぜ介護職ではここまで問題が起きるのでしょうか?
特に介護職員の暴力が問題になることが多いですね。
ではなぜ介護職で暴力のような問題が起こるのでしょうか?
利用者さんと上手に接するにはどうすればいいんでしょう?
介護職で問題になっている暴力
介護の世界ではいつまでも暴力の問題があります。
この業界に少し入ってから感じたことがあります。
表現として難しいですが、問題を起こす人の気持ちもわからないではないなということです。
いや、もちろん暴力が絶対ダメなことは百も承知です。
しかしニュースで聞いただけのイメージではないんです。
老人ホームでは色んな人がいるんです。
もちろんややこしい人だってたくさんいます。
しかも認知症の進んだ方のややこしさはかなりのものです。
それが毎日続くと暴力をしてしまう。
そういった問題が多くあります。
表立ってニュースにはなっていなくても実は暴力をしているようなことはさらにたくさんあるでしょう。
なぜ暴力をするのか??
暴力をふるっていいはずはありません。
しかしなぜ介護職員は暴力をするのでしょうか?
問題になるような利用者さんはややこし性格の人でしょう。
身の回りの生活に関することを満足にできません。
食事や入浴の介助なんかが必要になってくるんです。
もの忘れも激しいんです。
しかしご老人なんで年上ということもあり偉そうな態度を取ります。
職員さんからするとこんなこともできないのに偉そうな態度をするな!と思ってしまうんでしょうね。
認知症が進むと物覚えが悪かったり、意味の分からないことを言うようになります。
すると何か問題になるようなことがあっても忘れてしまったり、それを他の職員に報告してもまた何かわからないこと言い出したと流されてしまうわけです。
すると暴力をしてもバレない状況になりますので暴力をふるってしまうということになります。
尊敬と諦め
暴力のような問題をおこさないようにするためにはどうすればいいでしょうか?
利用者さんとの接し方を考え直してみましょう。
まず単純に年上なんで尊敬の気持ちを持ちましょう。
社会に出て役職なんかについてバリバリ働いてたんです。
家族がおり、子供がおり、その子供が自立するまで立派に育て上げたんです。
自分よりたくさんの経験を積んでいます。
尊敬の気持ちを持って接しましょう。
そして逆に諦めの気持ちも大切です。
人間は年をとると退化していきます。
老人ホームに入るような、認知症のご老人は弱退化しております。
子供のような状態に近いんです。
子供が身の回りの生活ができないのは当然ですよね?
それと同じだと思いましょう。
そういうある種諦めの気持ちも持ちつつ優しく接するようにしましょう。
まとめ
介護職は暴力のような問題が後を絶ちません。
それは介護という仕事にストレスが溜まりやすという性質があるのと、暴力をしてもバレにくい環境ということが原因かと思います。
利用者さんと上手く接するには尊敬と諦めの気持ちを持つことが大事なんじゃないかなと思います。
コメント