中小企業の工場の中途採用の面接ってどんなことが聞かれるのでしょうか?
そもそも工場サイドはどういった人材を探しているのか。
今から面接を受ける方は特に気になることかと思います。
技術系の転職者が面接を受ける前に確認しておきたいポイントです。
面接で聞かれる項目は?
だいたい一般的な簡単な質問が多いです。
工場で働く人はわかると思いますが、営業等に比べなかなか成果として功績を表現するのは難しいので、人柄や働く姿勢等を重視して見られることが多いかと思います。
ちなみに面接回数は一回で時間も早く終わるところが多いです。
それでは代表的な質問例を紹介します。
これまでの経歴
学校を卒業してから今までの経歴はしっかり言えるようにしましょう。
どういう会社でどういう仕事内容をしていたか。
またどういうポジションだったか。良かったことしんどかったこと等も用意しておいた方がいいですね。
転職歴が多い場合はそれぞれの退職理由も言えるようになっておいた方が良いでしょう。
自己PR
自分の良いところ悪いところがしっかり自己分析できているか。
特に悪いところは改善できるような努力ができているか。
会社が採用した場合、どういうメリットがあるかを端的にまとめておきましょう。
性格的な部分も聞かれることがありますので、そのあたりもカバーしておきましょう。
これまで出した仕事の成果
新卒ではなく転職組ではまあ必ずある質問内容です。
工場は基本改善活動の繰り返しで良くなっていきます。
これまで行った改善活動でどのような成果をもたらしたかをまとめておきましょう。
しっかりと期間や削減費等数字で表せるものは数字でアピールした方がいいですね。
もちろん面接官は詳しいことは知りませんので、何も知らない人でもわかるようにわかりやすく説明してくださいね。
会社に入社したらどういう活躍をしてくれるのか。
これまでの経験を活かしてどういう成果を出してくれるのか、会社にとってどういうメリットがあるのかをしっかりアピールできるようにしておきましょう。
どういうことをしたいのか。どう貢献してくれるのかがわかりやすく言えると非常にいいでしょう。
その他
通勤手段や家族構成、扱っている原料等に対する注意点等、確認事項です。
しっかり質問等も準備して、ホームページ等もチェックしているアピールをしてもいいですね!
中小企業はこれが全てではない
自分が受けた工場の面接では正直そこまで厳しい質問を聞かれることはありませんでした。
規模が小さく工場長と仲が良かったので、後に何を基準に採用するかを聞いたことがあります。
第一は学歴や経歴ではなく、一緒に働けるか。周りの和を乱さずにチームの一員として溶け込めるかということです。
これは規模が小さい大きいに関わらずどこでも共通の基準だと思います。
要は人当たりが良く、コミュニケーション能力が高い人が採用されやすいということかと思います。
言い方悪いですけど、工場の仕事はたいがい誰でもできるようなことばかりです。
慣れや練習、経験は必要ですが、しばらくの期間働けばできるような内容です。
逆に誰でもできないような内容の難しい職人系の仕事の場合、資格や経験が必須となっているはずです。
雑談だけで終わった面接も
中小企業も色々なスタイルがあります。
人事がしっかり採用基準を持って判断する会社もあれば、社長や工場長の独断と偏見だけで判断する会社もあります。
後者の会社に当たったことがありますw
工場長と面接が始まり、終始雑談。
最後の方に履歴書をパラっと見て、経歴を軽くバカにされて終了。
そして採用w楽ですよね。
落ちることあるんですかね。
正直経歴をバカにされたのは腹が立ちましたが、そこは面接。グッとこらえました。
中に入ってわかったのはやはりその工場長はわがままで自己中でみんなから嫌われていました。
でも規模の小さい会社ではこういう面接も多々あるかと思います。
面接しながらも、会社の良し悪しをしっかり見極めるようにしましょう。
まとめ
規模の小さい工場での面接はそこまで難しいことを聞かれることはありません。
一般的な質問が多いですが、工場としては人柄や性格等を重視していることが多いので、ハキハキとした返答や笑顔をアピールできればそこまで難易度は高くありません。
逆にちゃんとした会社なのか見極めるくらいのスタンスで面接に臨みましょう。
中小企業は面接結果の連絡も早く、早ければ当日にでも電話がかかってくることもあります。
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