大企業でも中小企業でも会社への不満が原因で独立する若手が増えています。
いったいどういうことに不満を抱き、独立に至るのでしょうか?
またそういった若手にはある共通点がありますがどういった共通点なんでしょうか?
若手は会社に不満を抱えている
一昔前までは終身雇用が当たり前、転職は悪とされていました。
しかしここ数年転職大航海時代が到来しており、どう上手く転職するかというのが非常に重要になっています。
なぜこんなにも転職する人が増えたのでしょうか?
それは会社で働く多くの人が会社に対して不満を抱いており、その不満を打破できる環境でないため会社外にその答えを求めるという結果になっているからです。
そしてその中でも会社を辞めて独立するという若手が増えているのも事実です。
では若手は会社に対してどういう不満を抱いているのでしょう?
上司に対しての不満
上司に対して不満を抱いている人はかなり多いでしょう。
なぜ上司に不満を抱くのか?
今若手たちの上司になる世代、会社を引っ張っている世代はバブル時代、好景気の時代に就職した世代です。
この頃の日本はびっくりするくらい売り手市場で、大企業でも簡単に入社できた時代です。
学生に頭を下げて入社してもらったり、海外旅行を餌にしてまで学生を確保したという話まであります。
そういった経緯で入社した人たちは能力や人柄で入社したわけではないので、当然人をまとめたり、動かしたりする能力はありません。
しかしその世代が会社を動かす立場になってしまっているのも事実です。
そういったことから上司が無能で、無能な上司にアゴで使われるのに対して不満を抱いている若手が多いんです。
会社に魅力的で、この人について行きたいと思える上司がいない。
誰もが知っている有名な企業でも同じ現象が起こっています。
給料が低いという不満
多くの若手が自分の給料に対して不満を抱いています。
年収って一年でいくら上がりますか?
10万円上がったらいい方ですよね。
30代になってくると役職が付いたりしますが、そうなると残業代が付かなくなる等の謎の制度のせいで逆に給料が下がるみたいなこともあったりします。
いや、納得いかないですよね。
仕事は忙しくなって責任は重くなるのに給料が減るんですよ?
このままでいいのだろうか?
って悩む人は間違いなく正常です。
自分で切り開いて成功すればもっと大きな収入が手に入りますからね。
独立する人の共通点
会社に不満を抱いて独立する人の共通点は優秀な人です。
仕事のデキる人が独立します。
こういった人は自分の能力が高いこと、仕事量と見合ってないこと、独立してもやっていけるということをわかっています。仕事ができる人はそういったアンテナが敏感です。
仕事ができない人は自分に能力がなく会社辞めても行くところがない、そもそも異常な事態に気づいていない等で会社に残ります。
大企業でも優秀な若手が会社を辞め、仕事のデキない人が会社に残ります。
そして内部崩壊が起こります。
優秀な人は独立していく。
そういう時代になってきているんです。
まとめ
会社に不満を抱き独立していく若手が増えています。
そういう人達は仕事のデキない上司や、仕事量に見合ってない低い給料に不満を抱いています。
そしてそういう独立していく若手は仕事のできる優秀な人であることが多いです。
時代は変わっていくものですね。
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